人間でも不妊の原因が不明なことが多いよう に、馬も同じでなぜ受胎しないかは分からない ことの方が圧倒的に多いです。 したがってSFIACでは、『受胎率をどうやって 上げるか』ではなく、『受胎率を下げる原因をど う減らすか』ということに重きを置く方が良い と思っています。
受胎率を下げる要因には、
・ 牝馬の年齢(14歳以上)
・ ストレス
・感染
・ 精液の取り扱い方
・ I ACのタイミングや手技
・ 季節...など
この他にも多くの事が関係しています。 その中で馬の管理者、人工授精師、獣医師が互 いに協力し、自分がマネージメントできる要因 を最大限注意しコントロールする必要がある と思います。人が100%の仕事をしても、受胎 するかしないかは時の運...。 そんな動物くささに私達は魅了されています。